カナダに住む
カナダについて
世界で2番目に大きな国土を有するカナダ。
ロッキー山脈やナイアガラの滝、広大な自然の風景はよく知られているが、豊かな歴史、多様でダイナミックな多文化社会、活気あふれる芸術シーン、国際社会で果たしている重要な役割、そして世界有数の先進技術国としてのカナダはあまり知られていない。
カナダの概要
面積
カナダはロシア連邦に次いで世界で2番目に広い国(総面積998万4,670km2)。日本の国土の約26.4倍の広さ。
首都
オンタリオ州オタワ
州と準州
カナダは10州と3準州で構成される。カッコ内は州(準州)都。アルバータ州(エドモントン)、ブリティッシュ・コロンビア州(ビクトリア)、プリンス・エドワード・アイランド州(シャーロットタウン)、マニトバ州(ウィニペグ)、ニューブランズウィック州(フレデリクトン)、ノバスコシア州(ハリファックス)、ヌナブト準州(イカルイト)、オンタリオ州(トロント)、ケベック州(ケベック・シティ)、サスカチュワン州(リジャイナ)、ニューファンドランド・ラブラドール州(セント・ジョンズ)、ノースウエスト準州(イエローナイフ)、ユーコン準州(ホワイトホース)。
地理
農業に適した肥沃な平野、広大な山岳地帯、多くの湖や河川。そして最北には北極ツンドラへと続く原生林がある。
気候
北緯70度以北には永久に凍結した氷帽(山頂氷河)があり、一方、ブリティッシュ・コロンビア州西岸には豊かな雨林が広がっている。カナダで最も人口が集中する米加国境に沿った南部地域は、春夏秋冬の四季がはっきりしている。夏の日中は35℃を超えることもあり、他方、冬には氷点下25℃程になることも珍しくない。春と秋の気温はずっと穏やかだ。
時間帯
カナダは6つの時間帯に分かれている。最東端のニューファンドランド標準時は、グリニッチ標準時(GMT)より3時間半遅い。西向きに大西洋標準時、東部標準時、中央標準時、ロッキー山脈(山岳)標準時があり、そして最西端の太平洋標準時はGMTの8時間遅れである。
政治制度
カナダは、議会制民主主義に基づく立憲君主制の連邦国家である。オタワにある連邦議会には、選挙制の下院と任命制の上院がある。選挙は通常、4年ごとに行われる。
権利の自由と憲章
カナダ憲法には連邦議会も州議会も単独では変更することのできない一定の基本的自由と権利を規定した「権利と自由の憲章」が盛り込まれている。言論、結社、平和的集会などの自由とともに、平等権、移動権、法的権利が含まれている。
国章
長年、かえでの葉(メープル・リーフ)がカナダのシンボルとして使われてきた。1868年にオンタリオ州とケベック州に認められた紋章に使われ、また、両世界大戦では軍服の記章に採用された。1965年に現在のカナダ国旗が定められてから、カナダの最も重要なシンボルになった。
国歌
「オー・カナダ」は1880年にカリサ・ラヴァレーの作曲、アドルフ=バジル・ルーチェ判事の作詞により誕生した。現在の英語版の歌詞のもとになったのは、1908年のロバート・スタンリー・ウィアの訳である。1980年7月1日、「オー・カナダ」を国歌とする宣言がなされた。初めて歌われてからちょうど1世紀後のことである。
通貨
カナダドル(1カナダドル=約85円)※2003年12月現在
人口
約3,100万人(2001年 カナダ統計庁)
日本の約1/4の人口。
主な都市
トロント(488万人)、モントリオール(351万人)、バンクーバー(207万人)、首都圏オタワ=ハル地域(110万人)。数字は2001年現在。
人口分布
カナダの人口の大部分、77%が都市部に住んでいる。
家族構成
家族構成 平均3.1人、うち子供1.2人(1998年)
生活水準
カナダの生活水準は、米国、スイス、ルクセンブルグ、ドイツ、日本に次いで世界第6位
(国民一人あたりの国内総生産で比較)。
医療と社会保障
歯の治療を除いて、基本的な医療は無料で提供されている。65歳以上の人および生活保護受給者は、処方薬も大半の場合が無料。またカナダは老齢年金、家族手当、失業保険、福祉など、社会保障制度が完備している。
先住民族
北米インディアンが約69%、メティスが26%、イヌイットが5%である。
宗教
カナダ人の5分の4以上はクリスチャンで、カトリック教徒は人口の約46%、プロテスタントは約36%を占める。その他の宗教としてはユダヤ教、イスラム教、ヒンドゥー教、シーク教、仏教など。およそ12.5%が無宗教で、その数はローマカトリック教を除くいかなる宗教をも上回る。
言語
英語とフランス語が公用語。カナダ人の約59%が母語とする英語と、人口の23%が第一言語とするフランス語。
民族構成
多民族が共に暮らすカナダ。「カナダ人」という単一民族を出自とする人の数は人口の約19%で、純イギリス系が17%、純フランス系が9%。人口の約 10%はイギリス、フランス、カナダ人の混血。それ以外の出身者混血のイギリス、フランス、カナダ系が約16%。イギリス、フランス、カナダ系以外の人口はおよそ28%とされている。
教育
教育制度は州によって異なり、初等学校は6年から8年間、中等学校(日本の中学高校にあたる)は4年ないし5年間、大学は3年ないし4年間である。 1996年国勢調査によると、15歳以上のカナダ人のうち約23%が中等学校を卒業し、およそ9%が学士号を、また約6%が修士・博士号を取得している。
スポーツ
カナダで最もポピュラーなのは、水泳、アイスホッケー、スキー(クロスカントリーとアルペンスキー)、野球、テニス、バスケットボール、ゴルフなど。アイスホッケーとラクロスはカナダの国技である。
主な天然資源
主な天然資源は、天然ガス、石油、金、石炭、銅、鉄鉱石、ニッケル、カリ、ウラン、亜鉛などのほか、木材と水。
主な産業
自動車製造、紙・パルプ、鉄鋼、機械・機器、鉱業、化石燃料採掘、林産、農業。
輸出
主な輸出品目は、自動車および自動車部品、機械・機器、ハイテク製品、石油、天然ガス、金属、林産品、農産品。



